2022.7.20
「アミノバイタル®」カップ2022 第11回関東大学サッカートーナメント大会 3回戦・関学大戦が7月17日に開催された。
決勝点を挙げた上野(撮影:三塚結衣)
山本はDFの一員として無失点に貢献した
結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
スコア |
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○駒大 1-0 関学大● |
得点者 | |
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12分 | [駒]上野 正騎 |
メンバー | ||
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ポジション | 背番号 | 氏名 |
GK | 1 | 深澤 颯人[4年=武南高] |
DF | 12 | 細川 竜征[4年=駒大高] (→71分:30 藤田 和也[2年=長崎総科大附高]) |
32 | 山本 修平[4年=札幌U-18] | |
5 | 相澤 佑哉[4年=熊本Y] | |
23 | 小林 栞太[1年=鹿島Y] | |
MF | 2 | 塚原 舜介[4年=前橋育英高] (→70分:13 辻 稔貴[4年=静岡学園高]) |
8 | 小島 心都[3年=湘南工科大附高] | |
10 | 仲田 瑠[4年=長崎総科大附高] (→85分:15 飯田 晃明[2年=丸岡高]) | |
18 | 上野 正騎[3年=熊本Y] (→58分:24 後藤 康介[1年=相洋高]) | |
FW | 7 | 須田 晃輝[4年=前橋育英高] (→58分:14 髙橋 優斗[4年=前橋育英高]) |
19 | 松本 ケンチザンガ[3年=浦和東高] | |
SUB | 22 | GK 永田 陸[1年=大成高] |
6 | DF 篤 快青[3年=広島県瀬戸内高] | |
33 | DF 松村 大地[1年=浦和Y] | |
20 | MF 野村 天真[3年=C大阪U-18] |
勝てば総理大臣杯出場が決定する大一番。守備陣を中心に大きくメンバーを変更して臨んだ。
2回戦同様、試合が動いたのは開始早々。12分、塚原の十八番・ロングスローを松本がニアポスト付近でフリック。ゴール前に飛び込んだ上野のボレーシュートで先制に成功。先制後は関学大のボールをつないで主導権を握るサッカーに押し込まれる展開。苦しい展開ながらもゴール前で体を張って守り切り、1-0で前半を終えた。
守勢に回る展開の中でも少ないチャンスで追加点を狙う駒大。61分、仲田がペナルティエリア外からミドルシュートを打つも枠外。69分、自陣右サイドを個人技で突破されシュートを打たれるも、深澤がはじき出しゴールを割らせない。結局、後半だけで5本のシュートを浴びるも無失点で守り切り、1-0で勝利。
4大会連続19回目となる総理大臣杯出場を決定させた駒大は、準決勝で桐蔭大を下した国士大と対戦する。
――今日の試合を振り返って
「厳しかったし、走れなかったけど、よく頑張ったのではないか」
――かなり防戦一方の展開となったがその要因は
「やっぱり走れなかったのではないか。まとまって練習が出来なかったり、試験だ何だとあったりしたので疲れが溜まっているのでは。でもそれは相手も同じなので」
――2回戦同様逃げ切って勝つ展開だったが勝負強さがついてきたのか
「今までの相手は1部所属でないし、正直ラッキーな部分もあると思う。まあそれは相手に失礼だし、相手も勝ってきているチームなのでそれなりにやるけど、やっぱりシュートの少ないチームだったので楽は楽だった。それから、そうは言ってもギリギリのところでは(駒大が)頑張っていたと思う」
――総理大臣杯の出場が決定したが率直な心境は
「去年は1回戦で負けたので、今年はもう少し頑張って上に行きたいと思う」
――準決勝に向けて
「このままだとやられてしまうと思うが、今言ったように勝負強さが身についているのだとすれば頑張れるのかなと思うけど、未知数なので。今日も上野(正騎)を期待して使ったけど、あの一発だけだったので。それでも点をとっているからマシだけど、もうちょっとやれる選手になってくれないと困るかなと。昔は同じ選手で1回戦から決勝までやって何回も優勝しているのだけど、この子達は厳しいので。同じような力を出せる選手を均等に使ってみているが、現状は思うようにはいっていない。でもまだ発展途上のチームなので、次本気でやれればもうちょっと得るものがあるのかなと思う。ボールも人も動かして、球際を強く行くというのをもう一度強調してやりたい」
――今日の試合を振り返って
「勝てたというのが1番良かったところだがゲーム内容としては90分通して押し込まれる展開が多かった。全国大会、これから8月の3連戦に向けてもっと走って戦ってというのをやっていかないといけない」
――防戦一方の中で体を張って守るシーンが多かったがチームの意識は
「押し込まれていたが最後のところでやらせないというのをチーム全員で意識していた。やられていないとチームの感覚で持ちながらマイナスではなくてしっかり耐えているという気持ちで全員が折れずにできていたと思う」
――今季の公式戦で初のセンターバックのコンビだったが感触は
「今日相方だった山本は自分のやるべきことや、徹底という部分ができる選手。コーチングができるので自分が見えていないところを指示してくれてとてもやりやすかった」
――連戦の中でフル出場が続いているが個人としてチームとしてのコンデションは
「ここまで公式戦はフルタイムで出ているが、チームの中で主将という立場で自分が率先して誰よりも頑張らなければいけないことは自覚しているので先頭に立って引っ張っていっている。コンデションに関してはしっかり調整やトレーニングをしっかり自分でやれているので連戦だが頑張っていきたい」
――準決勝に向けて
「総理大臣杯は決まったのでアミノバイタルカップの優勝に目標が変わると思う。準決勝の国士大にはリーグ戦、天皇杯予選でも負けているので3度目の正直ということで絶対に勝てるようにみんなでやっていく」
――今日の試合を振り返って
「劣勢の時間が長く続いた中でなんとか守備陣、前線含め、集中して守りきれたかなと思う」
――スタメンが決定した時の心境は
「Aチームの公式戦というのは初めてだったが、その中でも自分がこれまでやってきたことを徹底してやるだけだなと思っていたので集中して臨むことが出来た」
――相澤との前後関係がかなりはっきりしていたが打ち合せ等はあったのか
「自分がもともとボランチをやっていたというのもあって、自分が前で相澤が後ろという関係の方が良いのかなと話していた。相手の選手が自陣の深くまで落ちていくというのがあったので、そこは2人で話して意識していた」
――クリーンシートとなったが手応えは
「大きなピンチがなかったのでそれは良かったのかなと思うが、その中でも細かいミスや相手にシュートまで行かれるというのが結構あったので、そういうピンチは減らしていかないといけない」
――準決勝に向けて
「総理大臣杯が決まって、そこは良かったが、自分たちのサッカーというところでは徹底しきれていないところや内容がついてきていない部分があるのでそこを突き詰めてやっていくだけかなと思う」
駒スポ https://www.komazawa-u.ac.jp/komaspo/soccer/12363.html
写真はこちら http://www.ric.hi-ho.ne.jp/~tsum/2022/amino/0717/0717.html