2022.4.8

守備陣が奮闘しクリーンシート!試合はスコアレスドローに終わる|コマスポ

JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦 第2節・桐蔭大戦が4月6日に開催された。

 

 

新エースの本吉 (撮影:三塚結衣)

 

コーナーキックでは”トレイン”に挑戦中

 

結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

 

スコア
☆駒大 0-0 桐蔭大

 

得点者
なし

 

メンバー

 

ポジション 背番号 氏名
GK 1 深澤 颯人[4年=武南高]
DF  

12

 

細川 竜征[4年=駒大高]

3 小針 宏太郎[3年=鹿島Y]
15 飯田 晃明[2年=丸岡高]
5 相澤 佑哉[4年=熊本Y]
MF  

13

 

13 辻 稔貴[4年=静岡学園高] (→89分=35 後藤 康介[1年=相洋高])

10 仲田 瑠[4年=長崎総科大附高] (→73分=25 欠畑 魁星[2年=盛岡商高])
8 小島 心都[3年=湘南工科大附高]
20 野村 天真[3年=C大阪U-18] (→57分=2 塚原 舜介[4年=前橋育英高])
FW  

17

 

﨑山 友太[2年=米子北高] (→57分=19 松本 ケンチザンガ[3年=浦和東高])

9 本吉 利安[3年=千葉U-18]
SUB  

 

21

 

 

GK 王 新宇[3年=G大阪Y]

6 DF 篤 快青[3年=広島県瀬戸内高]
28 DF 福田 隼士[2年=滝川第二高]
33 DF 小林 栞太[1年=鹿島Y]
14 MF 髙橋 優斗[4年=前橋育英高]

 

 

拓大に逆転負けを喫した一戦から中3日での戦いとなった駒大。前節、昨年度リーグ王者・流経大相手に7点もの得点を獲り、勢いに乗っている桐蔭大との一戦となった。

 

試合開始直後、駒大自陣での時間が生まれ、パスをつなぎながらゴールへの道を探るもオフサイド。その後、桐蔭大の持ち味であるサイドからのすばやい駆け上がりでゴールに迫る場面もあり、相手の攻撃を凌ぐ時間が増え、駒大が押される展開に。42分、辻の左サイドからゴール前へのパスに、走り込んだ野村が頭で合わせようとするも相手DFにあたり、ゴールとはならならず。自陣での時間が増えてきた中で前半が終了。

 

後半立ち上がりは、相手の攻撃が続く。セカンドボールの回収に苦戦し、相手に試合を握られるゲーム展開に。そんな中で、55分にはチャンスが。相澤のシュートに本吉が触れ、コースが変わりボールはネット方向に。惜しくもGKに正面でキャッチされ、点にはつながらなかった。76分には桐蔭大に中央から強いシュートを打たれるもGK深澤のナイスセーブにより失点を免れた。その後立て続けの交代により駒大に流れが傾いたものの、どちらも得点なしのまま試合終了。またしても、今季初勝利とはならなかった。

 

次節は4月10日、昨年度関東リーグ2部覇者・東国大との対戦となる。

 

 

◆秋田浩一監督

――今日の試合を振り返って
「よく粘って頑張っていたとは思うが、欲を言えばもうちょっと走れれば満足だった。それでもよく体を張って頑張っていたと思う」

――ハーフタイムにチームにかけた言葉は
「チームのために、仲間のために頑張れ、走れということを。ウチのチームはボールも人も動くというのを言っているし、運動量で負けるなというのは言っている。自分のためだけでなくチームや仲間のために走れということを言った」

――前節に引き続き今節も1年生が出場したが決め手は
「うちの場合は後藤(康介)、本当はこの前(拓大戦)点をとった小林(栞太)を…とも思ったが、0-0でも良いかなというのはあったので。後藤の方がディフェンスと忠実さがあるので、彼を使った」

――前節を踏まえて変更した点はあるか
「別に変えた点はないが、競り合いとか球際とかを強くやって欲しいというのと諦めないで欲しいというのは強調した。あと強いて言うなら声をもっとかけて欲しい。要するに戦術とか技術とかと同じくらい声かけをやれば、間違っていても修正できるわけだから「がんばれ」とかではなく「こうしろ、ああしろ」という指示の声をもっと出して欲しいということ」

――そういったことは練習から意識していたか
「もちろん。練習で出来ないことは試合でもできない」

――次節に向けて
「東国大が強いという話を聞いている。今日も筑大に3-1で勝ったみたいなので。チャレンジャー精神で頑張ってぜひ勝ち点をあげたいと思う」

 

 

◆相澤佑哉 (法4)

――今日の試合を振り返って
「結果、引き分けだったが、前半で作ったチャンスをしっかり決めきることができなかった。守備では、相手の2トップに対して主導権を握ることができず、攻められ、前を向いて仕掛けられる場面が多かった。相手の選手がシュートを外したり、深澤(颯人)がシュートを止めてくれたりしたことで0に抑えることができた。攻撃も守備も多くの改善点が見つかった試合だった」

――GK、DF陣が活躍したが
「ゴール前は粘り強く、統一した守備をすることを普段からやっている。相手がゴールに100%で打てないようにやるということを最後まで意識していた。その結果が無失点につながった。その点は良かった」

――自身のプレーに対する評価は
「10点中5点。前節は自分のミスでチームが負けてしまった。今節はチームを勝たせることができるような守備をしようと思っていた。加えて、その中で自分がもっとリーダーシップをとり、チーム全体に働きかけていかなければならない。課題もたくさんあると感じた」

――後ろのポジションから見ての修正点は
「相手のバックパスに対して逐一ラインを上げるということをもっとやらなければならない。今日もラインが上がりきらず、押し込まれるという展開があった。後半、1度ではじききれずに中途半端なプレーをしてしまい、相手の2次攻撃を受けるという場面が多かった。はっきりとしたプレーすることができるように改善していきたい」

――2試合を終え、チームの感触は
「今年は経験が浅いチームなので、やりながら試合の中で見つかる課題を次の試合に向けて改善していきたい。2試合で共通して見つかった課題もある。そこは全員で取り組んでいきたい」

――次節に向けての意気込み
「1節目負け、2節目引き分けときている。この3連戦を勝ち、しっかりと勝ち点3を取れるように全員で精進していきたい」

 

 

◆深澤颯人 (社4)

――今日の試合を振り返って
「前節、拓殖大に逆転負けし、チーム的に雰囲気が悪くなっていた中で、無失点で終われたことがプラスになった。」

――この試合、守る時間がつづいたが
「今シーズン、守備の時間が長くなるということはチーム内で理解できていた。どれだけDF陣と自分が我慢して、無失点で終えることができるかということが今シーズンの鍵になってくると思う。その点で今日は良かった」

――セーブをすることが多かったが、この試合での自身の評価は
「前節は自分がサッカーをやってきた中で、1番くらい何もすることができなかった。そのため、今日の試合に対する思いは強くかった。評価は10点中8.5点くらい」

――1番後ろのポジションから見て修正点
「守備面では0点で抑えることができて良かった。攻撃面ではバリエーションが少なく、ワンパターンになってしまったことが改善点。バリエーションを増やすことができたら良いと思う」

――2試合終えての新チームの感触は
「1敗1分という結果になっているが、まだまだこれからだと思う。修正し、すぐにくる東国大戦の試合で勝つことができたらと思う」

――次節に向けて
「今シーズン初の勝ち点3をとることができるように残りの短い日数で良い準備をすることができたらと思う」

 

 

 

 

コマスポ

https://www.komazawa-u.ac.jp/komaspo/soccer/11858.html

 

 

写真はこちら

http://www.ric.hi-ho.ne.jp/~tsum/2022/zenki/0406/0406.html